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2009年12月13日 (日)

東海第一の名園 -修禅寺庭園

伊豆の国、水の景の最後を締めくくったのが、修禅寺の庭園、「東海第一園」です。秋の特別公開で入園することができました。ここの見ものは何と言っても敷地の高低差を最大限利用してつくられた滝でしょう。見頃の紅葉とあわせて、深山幽谷の趣をかもし出していました。

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書院前の刈り込まれた植栽と池、石橋。

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池畔から見上げる滝。池中の石の上には石のカエルが。

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池の水面には紅や黄色の葉が浮かび、滝の音が静かに響いてきます。伊豆は名石の産地でもあるので、石組はおそらく豊富な地元産の石材を使ったものでしょう。

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池の右手を抱き込むように登っていくと、回遊路はやがて滝を渡ります。

この庭園の成立については、入園時にいただいた説明書を引用します。

庭園が現在のかたちに整えられたのは、皇族で明治維新、戊辰戦争、西南戦争、日清戦争で武勲を上げ、また日本赤十字社などの総裁として社会福祉にも力を尽くされた小松宮彰仁親王の別邸(静岡県三島市内在、現在は下賜され楽寿園という公園となっている)を明治38年に拝領、移築して修禅寺方丈および書院としたのを機に、達磨山山麓からの水を引き、大小の岩を積み滝や池を造り背後の山を借景とした、小規模ながら奥行きと高低の変化に富んだ回遊式庭園を造営したことが始まりです。
下賜された建物は老朽化のため、昭和の終わりに建て替えられましたが、庭園は当時のままの姿で残っています。
明治40年には大正天皇が東宮(皇太子)にあった時、修善寺においでになり、この庭園をご覧になり「東海第一の庭園である」と仰せられたことから、以来「東海第一園」とよばれるようになりました。

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