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2009年11月20日 (金)

野菜探検記

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盛口 満 著

木魂社

トマトの食感がきらい。セロリやパセリのプラスチックのような歯ごたえもきらい。ニンジンの匂いも、キュウリの水っぽさも。野菜がきらいな人に理由を訪ねると、そのほとんどは野菜たちが本来持っている、動物に食べられないようにするための防衛手段、ケミカルディフェンスに由来することがわかる。
そんな身近にある野菜との関わりを通して、野菜と人間、植物と動物の関わりの歴史を解き明かしていく、知的探検の本。沖縄で学校の先生をつとめる著者が、生徒や研究仲間たちと問題を提起しあいながら、生まれた謎にひとつひとつ答えを見つけ出していく過程を書いていて、得られる洞察はきわめて深い。予備知識なしにいきなり読める平易さも魅力。

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